ランチェスター理論のジレンマ

今日は昔話でなく 先日から勉強しているランチェスター理論を自分の会社にあてはめてみました。
気になるところはいくつかあったのですが、対応の難しいところがありました。
「使用者に近づく」ということで、下請けや孫請けの場合は使用者の意見を聞く機会が少なく改善に有効でないし、儲けも少なくなるとのことでした。
私の会社は、コンピュータソフトウエアを開発しているものの、ハードウエアは市販のコンピュータを用いることがほとんどできません。
そのため、ハードメーカーの作ったものを使うことになります。そのため下請けの立場から離れられません。
自社でハードウエアの開発をするには、ランチェスター理論の「業種を絞る」ということと正反対になります。
また、この業界は業者は少ないのですが、ユーザーも少ないです。
そのため、広範囲に動きたい気にもなりますが、「弱者の地域戦略」に反することになります。
ランチェスター理論は一つ一つは納得できるものですが、相反する理論もあり、私の会社に取込むには難しそうです。
「半分の理論」とすると、何を取込み、何を排除するか、選択は難しそうですね。
頭の悪い私には無理なようです。(^^;;)